「シニアのための市民ネットワーク仙台」は、「高齢化問題」について、さまざまな角度、さまざまな立場から取り組んでいる。本プロジェクトは、財団法人長寿社会開発センターの助成を受け、高齢化と情報化、NPO(非営利組織)と情報化の二つのテーマを念頭に取り組んだ。 高齢化問題は単に高齢者にとっての問題ではない。世界に例を見ない急速な高齢化の進展に伴い、世代を超えた重要なテーマになっている。特に、定年退職者や子育てを終えた女性が地域社会との関係を取り結ぶ際に、パソコンやインターネットに代表されるマルチメディア技術を活用できる社会環境を作り上げることが必要である。 本プロジェクトは「高齢化」および「NPO」と情報化の関係を探るため、①パソコン教室②インターネット教室③関連レポート「市民(組織)からの情報発信」の作成ーの3点にわたって取り組んだ。実施期間は平成9年4月から平成10年3月まで。 (1)パソコン教室 ●パソコン覚えるまでコース (2)インターネット教室「パソコンわいわいサークル」 ○内容 |