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今日は午後から日本人街にある「気持ホーム」を、訪問してきました。


松本市から来たお坊さんグループの訪問に一緒に参加させてもらいました。このホームは、前回報告した食事サービスを行なっている「気持会」のプログラムの一つで「レジデンシャル・ケア・プログラム」と呼ばれ、1983年から実施されています。

この気持ホームはナーシング・ホームと異なり、入居者は一人で杖を突いて歩けることが条件です。部屋は一人部屋と二人部屋があり、全部で20人が定員です。費用は3食つきで月に1,800ドル(最高)です。

一人部屋は小さい所で6畳ぐらい、大きい所は10畳ぐらいありました。二人部屋は真中を家具で軽く仕切る程度で私物がかなり沢山おいてありました。入居者の最高齢は101歳のご婦人でしたがとても元気で、握手をしてもらいました。
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また、レスパイト・ケア・プログラムと呼ばれるデイ・ケアも行なわれており、15人の定員で、気持会のバスが自宅からの送迎を行なっています。

今日は、そのお坊さんが人形を使って腹話術を30分ほど披露したので、皆さんがとても喜んでくれました。また、一緒に日本の童謡・唱歌を歌ってきました。

案内をして下さったソシアル・ワーカーの春海三悟氏は気持会での仕事が12年、その前は、「のびる会」の事務局長もされていたとかで、他の日本人会の活動も含め、分かりやすく丁寧に説明してくださいました。