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山藤さんと一緒に行く初めの計画では、タホ湖でフィッシングとテニス、それに、ハイキングかサイクリングを楽しむ予定だったが、一人旅になったので、フィッシングを、それも出来ればフライフィッシングを楽しむ計画に変更した。

 6時半に出発。途中一回休んで10時半、サウス・レイク・タホ市に到着。湖東のネバダ側に入ると、カジノの看板が出ていて人どおりも多く賑やか。街中を抜けてジファーコーブの観光案内所に行ったら、今は岸からフィッシングする時期ではないので、自分でボートを借りて釣りをするか、乗合の釣り船に乗るかのどちらかを勧められる。ボートレンタル料が半日で240ドルと聞いて、4時間で75ドルの乗合船に決める。

 12時に出発。釣り客はイギリスから旅行に来た夫婦など6人。沖に出たところで、客に割り当てられたそれぞれの竿にトウモロコシの実や生きた小魚の餌をつけトローリング開始。シエラ・鱒を狙う。パンフにランチ付きと書いてあったが、実際はデニッシュ1個と缶ビールが飲み放題の内容だった。クリーブランドから来た若者の竿に当たりがあり、リールを巻けないくらいの大物みたいだったが、途中で逃がしてしまう。後はどの竿にも終日全く当たりなく、16時20分に終了。タホ湖の景色とフレッシュエアーを満喫した。

 南に20マイルほど下がったところにあるホープバレー周辺一帯の川でフライフィッシングができ、宿もあるという情報を貰い、夕方と明日の朝に釣りが楽しめると考えて出かける。道路はタホ湖へ向かう車線は数マイル車が数珠繋ぎで混んでいるが、くだりは少ない。ホープバレーに入ったら川沿いの道筋に3箇所のリゾートがあったが、3箇所ともキャンプ施設とレンタルのロッジで、一般の宿泊施設はないとのこと。諦めてオークランドに戻ることに決める。

 眠気覚ましにロック音楽を聞きながら、50日ぶりの車運転を楽しみ、オークランドに戻ったのは夜9時半近くで、走行距離は431マイル、689キロであった。