気持会・シニアセンター <USA日記 by Toshio Ito>

運営主体は一世・二世の人たちを対象にした社会活動をするnon-profit(非営利)の「気持会」で、別のnon-profitであるJUCCNCの施設(調理施設と食堂になるホール)を毎日朝8時から午後2時迄借りて、昼食だけ提供しています。調理をする人4人と事務を取る人は給料を貰っているpaid staffですが、ほかの人は皆ボランティアです。食事提供の対象は「SENIOR ID & GOLD CARD」を持っている60歳以上の人たちで、一回$1.25を寄付の形で納めます。年中無休で、paid staffは平日組と、週末・休日組の2組に分かれています。
食堂は150人入れるので、普通は入れ代えで2回のサービスをしています。メニューによって食事に来る人の数が変わり、最高の人気メニュー「うなぎの蒲焼」の際は400人ぐらいになるそうです。また、日系人が少なくなり、現在は中国人、韓国人、日本人の順とのことでした。
この「気持会」はナーシングホームも運営しているので、滞在中に話を聞きに行きたいと考えています。(19990815)
気持ホーム訪問 <USA日記 by Toshio Ito>

今日は午後から日本人街にある「気持ホーム」を、訪問してきました。松本市から来たお坊さんグループの訪問に一緒に参加させてもらいました。このホームは、前回報告した食事サービスを行なっている「気持会」のプログラムの一つで「レジデンシャル・ケア・プログラム」と呼ばれ、1983年から実施されています。

一人部屋は小さい所で6畳ぐらい、大きい所は10畳ぐらいありました。二人部屋は真中を家具で軽く仕切る程度で私物がかなり沢山おいてありました。入居者の最高齢は101歳のご婦人でしたがとても元気で、握手をしてもらいました。

今日は、そのお坊さんが人形を使って腹話術を30分ほど披露したので、皆さんがとても喜んでくれました。また、一緒に日本の童謡・唱歌を歌ってきました。
案内をして下さったソシアル・ワーカーの春海三悟氏は気持会での仕事が12年、その前は、「のびる会」の事務局長もされていたとかで、他の日本人会の活動も含め、分かりやすく丁寧に説明してくださいました。
山藤さん到着 <USA日記 by Toshio Ito>

SeniorNetのオフィスに20台のパソコンがあるのですが、Windowsが入っているのは(IBMコンパチ)僅かに3台です。全米で今日現在168のラーニングセンターがあるのですが、そこに6台以上あるコンピューターの殆ど全てがIBMマシーンなのだそうで、先に送ったテキストもIBM/Microsoftの組み合わせでできています。
ラーニングセンターを担当しているSiniorNetのDirectorがIBMのOBで、オフィスでも彼と彼の部下がWindowsを使っています。
SeniorNetのAnn Wrixon, Francine Lester,(Bus. & Finance Director), Carolyn Carr,(JUCEE Staff), 山藤さんと一緒に 撮った写真を送ります。(19990806)